隻手薬師

香積寺の歴史

香積寺の歴史・由来

香積寺の歴史・由来

香積寺の正式名は瑠璃山 医王院 香積寺です。また、通称隻手薬師(かたでやくし)と呼ばれています。
香積寺は、大同四年に弘法大師様によって創建されました。

毎月十二日が月縁日ですが、十二日は薬師如来が柳の木の下から掘り出された日で、それを記念して毎月近在から沢山な人々が参拝されます。

隻手薬師と呼ばれる由来は、創建当時手の悪い人が仕事が出来ず、一方の手だけで薬師如来を拝んでいたら一方の手が治り、また再び仕事をすることが出来るようになった(片手で拝んでも御利益を頂ける)と云うところから、いつの間にか隻手薬師と呼ばれるようなりました。

薬師如来とは薬壷を持ち病気を治す仏様です。薬壷のなかには、体の病、心の病、社会の病をすべて治してしまう霊薬が入っています。 毎月十二日が月縁日ですが、十二日は薬師如来が柳の木の下から掘り出された日で、それを記念して毎月近在から沢山な人々が参拝されます。


香積寺の歴史・由来

本尊隻手薬師は秘佛で、今日まで御開帳されたことはありません。現在の香積寺は、元禄年間に移転されたもので、旧跡は寺屋跡として地名が残っております。
また本尊隻手薬師をお祠りしている前殿は、三十五年前まで、本尊をお祠りしていた建物で、東温市で古い元禄十三年の木造建築です。
また史実として、西郷隆盛が鹿児島に帰還する際に、香積寺で京都 清水寺住職月照上人と会談した場所として有名です。

昭和五十六年に京都 東寺より勧請された張子大師(お大師職のお母様の手紙と弟子達の写経によって造佛)が奥の院にお祠りされ、毎年二月の節分の日に御開帳され参拝することが出来ます。